ビジョンについて

面接において自分のビジョンについて聞かれる人は少なくないだろう。僕ははっきりいって仕事においてビジョンなんてない。とりあえず何とか食いぶちを確保したくて働いているのでやりたいことなんて見つからないのだ。面接で一緒になった人や働いている人と話してもビジョンなんてない人ばかりでビジョンが答えられなくて苦労しているらしい。

もちろん、ビジョンはあったほうがいいのは確かだ。何か成し遂げたい目標があれば何をすべきか見えてくるだろう。仮にそのビジョンがあったとしても仕事とリンクさせる必要はないと思う。プライベートで何かやりたいことがあってそのための資金稼ぎのために働くというのもありだと感じる。

しかし、面接において自分のビジョンは何かというと仕事において何がやりたいかに限定される。仕事においてやりたいことがないほとんどの人はでっちあげで作ったビジョンを話すし、面接官も本当はビジョンが皆無という人も少なくないと思う。面接官に限らず労働者はビジョンがない人ばかりだろう。通勤中の電車を見ていれば目標もなくつらそうにしている人ばかりに思える。

ありもしないビジョンを無理やり語り合っている面接はかなりの茶番だと思える。プライベートにおいてのビジョンを公に言えるようになれば働きやすくなる気がするのはおかしいだろうか。

あえて僕のビジョンを言うとすれば、給料は安くてもいいから仕事だけじゃない人生をのんびり送りたいといったくらいかな。

これもなんだか、ぶっちゃけ抽象的な気がするが(笑)

新人は休憩を取るなとは言うが…

新人社員はまるまる休憩を取るなと怒られた経験のある方は少なくないだろう。無論僕もその1人だ。周りの人が休みを惜しんで働いているのに仕事が出来ないくせに休むなんて失礼だとか空気を読めとか怒られる。それって、後輩は先輩より先に帰るなと同じ理屈で非常に理不尽ではないだろうか。

昼休みも休めないこともあるかもしれない。だからと言って休んでいる人に休まず仕事をしろとか勉強しろというのはどうだろうか。どうせならみんなで昼休みはゆっくりしよう目いっぱい取れるようにしようという方針にした方がいいと思う。昼休みにまるまる休憩を取った新人社員や後輩が怒られ休憩を取らなくなり、その下の後輩が休憩をまるまるとれば怒るといった休憩をしにくい雰囲気になってしまう。

勤務時間の定時は8時間のところが多いだろう。8時間フルはもちろんその半分の時間でも人間の集中力は落ちる。午前中の労働時間は3，4時間だと思われる。3，4時間も集中力はまず持たないのに昼休みも仕事をしたら確実に効率は落ちる。仕事の生産性や効率化はもちろんみんなで楽をするために休憩をとれない雰囲気を作ると言った不毛なことはやめにしよう。

僕が先輩や上司のポジションなら後輩や部下にきちんと休憩を取るよう伝える。

好きな仕事が見つからない

就職活動や転職活動の際に職を選択しないといけない。職選びの際に好きなことやりたいことを選ぶように本やネット等にアドバイスが載っている。確かにそれは間違いではないと思う。やりたいこと好きなことを仕事に出来れば充実した生活を送れたり受けるストレスを最小限に出来るかもしれない。しかし、それはレアケースにすぎないだろう。働く人全員が好きな仕事やりたい仕事につけたら社会は回らないし、好きなことでも仕事のせいでストレスがたまり嫌気が指すことがあるだろう。

身も蓋もない話になるが、そもそも好きな仕事やりたい仕事が見つからない人もいるだろう。無論僕もその一人だ。新卒の就活の自己分析において顕著だが、妙にポジティブで過去をさかのぼって好きな仕事に結び付けようというのがある。その結び付け方が無理やりすぎないかと思うし、価値観によってはやりたいことが仕事にリンクしないのではないかと思う。

僕の場合は、あまり人と深く関わらない、バリバリ働きたくない、のんびり散歩したりボーっとして過ごしたいと思っている。我慢大会と化している労働環境では好きな仕事を見つけることはできないと思う。そのような価値観は公にしにくい部分がある。好きな仕事が見つからない仕事なんて嫌いだという価値観を認められる社会になれば精神的に病む人もかなり減るのではないかと思わずにいられない。

働くことの意義って？

働くことの意義とは一体なんなんだろうか。就職活動や転職の面接の際に聞かれることは多いだろう。
僕は、正直いってないのだがあえて言うならお金のためだとか地に足をつけるためとしか言いようがない。
面接では社会貢献、自己実現や自己成長のためだとか意識の高い事を言うのが暗黙の了解となっている気がする。ハッキリいってハイテンション過ぎるし息苦しい。
と言っても働くことの意義なんてない人ばかりだろう。ほとんどの人は僕みたいに生活や世間体のためだろう。通勤中のサラリーマンを見れば火を見るより明らかだ。生活の手段でしかない仕事を必要以上に美徳としすぎだ。
働くことの意義があると偽らずを得ないこの社会はやはり息苦しい。

正社員も非正社員も

正社員も非正社員も息苦しい社会ではないかと思える。
正社員は、簡単に首を切られることはない、雇用保険や厚生年金も使える。しかし、長時間労働、サービス残業と言う名のぼったくり残業、重すぎる責任、したくもない出世を強いられる。
正社員は辛い、だから非正社員でいいやとなるだろう。だが、そうはうまくいかない。非正社員は正社員に比べるとはるかに責任は軽い、決まった労働時間しか働かなくていい、もちたくない裁量を持たなくてもよいといったメリットがある。その代わり雇用保険や厚生年金は使えない。人があまったり会社の経営がおぼつかなくなると真っ先にリストラのターゲットである(リストラに関しては正社員も最近増えてきて安定性が落ちているので非正社員だけの問題だけではないが)。正社員登用のある非正社員でも契約を伸ばされそのまま切られたり、過度な責任、結果を出せないと給料を払わないと脅しがかかるなど割に合わないプレッシャーをかけられることがある。
今の日本の労働環境はいまだ正社員中心のシステムである。業界や規模によっては半年や1年で転職することが珍しくないし、大手企業でも定年まで働ける保障は皆無だ。年々非正社員が増えている、正社員になったとしても諸事情で辞めざるを得なくて非正社員にならざるを得ない人もいるだろう。
それを努力不足、自己責任だと責める人も少なくない。確かに全然努力をしないで仕事に就けるというのは虫が良すぎるし、ある程度の責任を持つことは大事だ。努力しただけで正社員になれる、そのポジションをずっと維持していられるというわけでもない。すべて自己責任、努力不足というのは、自分だって何時非正社員になるかわからないし、足の引っ張り合い、自分の首を絞めるだけだ。
正社員の仕事に対する過度の責任、非正社員の何時まで働けるかの不安を少しでも取り除かないといけない。例えば、非正社員でもある日数、ある時間以上働けば雇用保険、厚生年金、病欠休暇を使えるといった方法を取り入れ、非正社員の立場の底上げは必要だろう。そうすれば正社員を辞めざるを得なくなった時のダメージは軽くなる、再就職までのつなぎ、ライフスタイルの多様化などが見込めるのではないか。
そろそろ、正社員非正社員の立場の見直しを図らなければならない時期が来ているのは確かだろう。

政乃湯(川崎市)

政乃湯

最寄り駅:京浜東北線川崎駅
営業時間:14:30～25：00
定休日:毎月21日

料金
大人：450円
中人：180円
小人：80円

JR川崎駅の改札口をラゾーナの逆側のルフロン方面に進みます。さいかやのある通りをしばらくまっすぐ進み右折すると政乃湯通りが見えます。

そちらをまっすぐ進むと政乃湯です。

中は古いビル銭湯でした。料金を払い番頭さんに下駄箱の鍵を預け、ロッカーの鍵をもらいお風呂に向かいます。
お湯は黒湯温泉と普通の白いお湯です。黒湯温泉なはずなんですが、お湯は品川区や大田区のそれにくらべると黒さは薄めで茶色と言った方が適当かなと思いました。
お風呂からあがり、ロッカーの鍵を返し帰りました。
ソープ街とかのエリアのため治安的にはあれな気がしますが、気になる人は早めの時間にのぞいてみては。

薬師湯(墨田区)

薬師湯

最寄り駅:東武伊勢崎線とうきょうスカイツリー駅
営業時間:15：30～25：30
定休日:水曜日

料金
大人：450円
中人：180円
小人：80円

とうきょうスカイツリー駅をでたら右手に進むと見えます。

信号をわたり右折し軽くあるくと到着です。

ここは日替わりの薬湯で、毎日変わるとのことです。

僕が訪れたときは下記の薬湯でした。

もちろん入り口で料金を払うのですが、現金以外にもスイカ・パスモでも払えるのは驚きました。
お湯もなかなかの暖かさで心地よかったです。客層は親子連れ、２０代など幅広かったです。
ロビーは広く、ジュースや牛乳類はもちろん、お菓子やアイスも売っておりお風呂上がりに休む環境は非常に充実してます。また、ソファ以外にもカウンターバーもありバー気分を味わえるかも。
とうきょうスカイツリー駅がこの銭湯の最寄り駅なので、お風呂の前後にソラマチでショッピングをしたり浅草巡りも出来ますよ。これからはお花見シーズンなのでお花見ついでに入りに行ってみてはいかがでしょうか。