ビジョンについて

面接において自分のビジョンについて聞かれる人は少なくないだろう。僕ははっきりいって仕事においてビジョンなんてない。とりあえず何とか食いぶちを確保したくて働いているのでやりたいことなんて見つからないのだ。面接で一緒になった人や働いている人と話してもビジョンなんてない人ばかりでビジョンが答えられなくて苦労しているらしい。

もちろん、ビジョンはあったほうがいいのは確かだ。何か成し遂げたい目標があれば何をすべきか見えてくるだろう。仮にそのビジョンがあったとしても仕事とリンクさせる必要はないと思う。プライベートで何かやりたいことがあってそのための資金稼ぎのために働くというのもありだと感じる。

しかし、面接において自分のビジョンは何かというと仕事において何がやりたいかに限定される。仕事においてやりたいことがないほとんどの人はでっちあげで作ったビジョンを話すし、面接官も本当はビジョンが皆無という人も少なくないと思う。面接官に限らず労働者はビジョンがない人ばかりだろう。通勤中の電車を見ていれば目標もなくつらそうにしている人ばかりに思える。

ありもしないビジョンを無理やり語り合っている面接はかなりの茶番だと思える。プライベートにおいてのビジョンを公に言えるようになれば働きやすくなる気がするのはおかしいだろうか。

あえて僕のビジョンを言うとすれば、給料は安くてもいいから仕事だけじゃない人生をのんびり送りたいといったくらいかな。

これもなんだか、ぶっちゃけ抽象的な気がするが(笑)