就活の罪深さ

今思えば就活は罪深いものだと思える。

仕事の大変さをやりがい、社員同士のつながり、成長できるといった言葉でごまかしていて学生をだましているのではと感じている。就活を始めるまでは働きたくないと思っていた人も多いだろう。無論、僕もその一人だ。就活が始まる前の大学３年の合同説明会は、何かのアトラクションかのごとくやりがいなどをアピールし、長時間労働や仕事においての理不尽さは全く話にならない。愚かにも僕は就職して働くということも悪くないかなと思ってしまった。

これは、会社や仕事のことを知らない学生を洗脳するための儀式か何かかと思える。合同説明会に限らず、社員がとにかく仲が良く飲みに行く、厳しいし長時間労働があるけどその分成長できるなどサークル的ノリがあると錯覚させるなどだ。裏を返せば飲み会は強制参加、イケイケドンドン、気合と根性でこき使う等のことがありうるのだが学生には読めない人がほとんどだろう。

あまりの激しいギャップでの離職率の高さにもつながるだろう。ミスマッチを防ぐためにもきちんと内部状況を説明すべきだ。もちろん、学生側も説明会以外にも社内の内部状況をいろんな情報源を駆使して調べてほしいと思う。

僕みたいにだまされないためにも・・・